小豚と美貌鹿

生きる上で役立つなあ、と思ったこと、日々の生活の中で頭に入れたいことなどを纏めます。

心を掴め!正しい人のホメ方

褒め。これは人間が社会形成する上で最も簡単かつ最も効果的な行為です。

特に自分が仲良くしたい相手に対してこの行為を行わないということはあり得ません。

偉い人に気に入られるために「ヨイショ」する,ライブの良席を譲ってもらうためにTOを褒めちぎる,なんてことは日常茶飯事でしょうし,みんなが大好きな「恋愛テクニック」の本なんかでもほぼ確実に「相手のことをホメましょう」なんて書いてあるはずです。

 

じゃあとりあえず褒めてみよう!となるのですが,その際の考え方はあっていますか?

言い換えると,

 

あなたのその褒め方,正解ですか?

 

ということを考えてみていただきたいと思います。

 

褒め方について,数年前に「正しいブスのほめ方」という本が一部で流行し、テレビドラマにまでなりました。テレビドラマ版のタイトルは「太鼓持ちの達人」。テレビ東京系で放送されており,役に立つかどうかはともかくまあまあ面白いので興味がある方はご覧になってもいいかと思います。

 

さて褒め方ですけれども,多くのサイトに書いてあるのは

 

服装,髪形をホメましょう!

細かいアクセサリーに気付くことが心理的に好印象です!

 

なんて言ってたりします。間違いではない,間違いではないんですがあまり効果的だとは思えません。

 

もう少ししっかり内容がある本やサイトだと,

 

服装,髪形,アクセサリーをホメる時に

「センスいいね!」

と,それをチョイスした人自身をホメるのがいい

 

なんて書いてあったりします。

これはわりと正解だと思います。

 

逆に,対して仲良くない状態の人に

 

君可愛いね!目がパッチリしてるし,俺の好みだわ!

 

などと褒めてる人,結構いませんか?もしかしてあなたもやってたりしませんか?

実はこれが正しくない褒め方なんです。

つまりナンパで「君かわうぃ~ね!」ってやってる人はよっぽどのイケメンでもなければ成功しないってことですね。

 

ここで「でも可愛いって言われたらうれしいじゃん!」「イケメンって言われるのの何が間違いなの?」って疑問が出てくることと思います。

実は外見を褒めることがダメなのではなく,褒めるタイミングがあるよ,ということをお伝えしたかったのです。

 

じゃあどのタイミングで褒めるのが正解か。ズバリ信頼関係をある程度形成した後の外見を褒めるのは効果的なんです。

逆にそれ以前,初対面だったりまだあまり話せてない時期だったりにおいては内面を褒めるべきです。

 

例えば僕なんかは,初対面で

 

「イケメンですね!」

 

なんて言われたとしても(そもそも言われないだろ,というツッコミは厳禁です),おそらく

 

「いやまあ100%お世辞じゃんw」

 

としか受け取りませんけども,初対面で少し話した人に

 

「いや,見た目から少しチャラいのかなと思ってましたけど,話してみると全然そんなことないし,むしろしっかりした感覚をお持ちで驚きました。ぜひまたお話ししたいです!」

 

なんて言われた日には

 

「ほ~~~んそうかそうかあ,君今ノド乾いてないかね?おっちゃんが奢ったるでグヘヘヘ」

 

てな感じになっちゃいます。

 

逆に,付き合いの長い友人や異性に

 

「改めてみると君って睫毛も長いし,鼻筋も通ってるしカワイイ(カッコイイ)よな」

 

なんて言われたと想像してみてください。

 

 

「グヘヘヘへへへ」

 

 

ほらね?

 

 

以上,正しい褒め方でした。これも恋愛のみじゃなくて,褒める場面全般で効果的です。褒めるってのは誰にもデメリットが無い,それどころか相手を幸せにして自分の株が上がる最強の行為です。

 

褒めを極めてあなたの手で幸せな世界を作っちゃってください。