質問力UP!会話を盛り上げる超級会話術
今回は前回「コミュ力を爆上げする方法」の続きです。
当該記事はこちら↓↓
コミュ強になるための心理学~オウム返し理論について~
前回お伝えした質問力。そしてこの質問をするにあたって超超超有用なテクニックが
オウム返し
と呼ばれるものです。バックトラッキング法と呼ばれる事もあります。ちなみに「バックトラッキング」とは野生動物が追手から逃れるために使う足跡を偽装する逃走方法の事です。
オウム返し理論については本当に有名であらゆる本やサイトに書いてありますが,その使い方を勘違いしているものが非常に多いです。
大抵は
「相手の言ったことをオウム返しして返事することで,相手は『話を聞いてくれている!』と感じ,もっと話そうとしてくれるから会話が弾むよ☆ミ」
などと記載していますが,本当にそうでしょうか?
この説明が想定する会話とは,
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女「今日スタバ行ってきたんだよね~」
僕「スタバ行ってきたんだ~」
女「うん!それでね,今回の新作に赤と白があるんだけど,1人だから片方しか飲めなかったんだ~。飲み比べしたいから今度一緒に行こうよ!」
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のような会話だと思われますが,こんなに相手からポンポン話してくれてあまつさえ自己開示&2人でのお誘いをしてくるなんてかなり仲良くなってないとありえませんからね。まだこれから仲良くなりたい段階のうちにこれをやったところで
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女「今日スタバ行ってきたんだよね~」
僕「スタバ行ってきたんだ~」
女「うん。」
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こうなります。
でも先ほど,このオウム返しは超有用だと言いましたね。どう使えばこのテクニックが有用になるのでしょうか。
オウム返しがそれだけで「話を聞いている」と思わせる効果は確かにあります。
ですがそれだけで好感度を爆上げするのは難しい。相手と会話が続かなければ好感度もクソもありません。ですが皆さんは話を盛り上げる,つまりはコミュ力を上げる方法をすでにご存じのはずです。
そう,質問と組み合わせるのです。
先ほどの例で言えば
「スタバ行ってきたんだ!俺あそこのフラペチーノ好きなんだよね。君は何を飲んだの?」
のような感じです。
オウム返しと質問力を併用することで会話に即した質問が非常に容易になりますし,この例でいうと自己開示もしれっと混ぜることができています。相手の事を知った方が親近感がわく,というのは心理学的に確立している見方ですから,二重三重に効果がある会話テクニックであるということができます。
しかもこの会話法,論理的には無限に話が続いていきますから,15分間に8回質問しなきゃ!などと意識して尋問になったりせずに自然に楽しく会話をすることができます。
コミュ力の1条件が「正しく意思疎通をする」点にありますから,このオウム返し理論を的確に使うことによって会話を適切に続けることはコミュ力強化に直結するわけです。
みなさんも質問力とオウム返しをマスターしてコミュ強街道を爆進してみてください。
以上